会社の成長と変化を楽しんできた20年間。これからもカタリナの仲間とアイデアを形にしてビジネスを作り上げていきたい。

日本での設立初期に入社し、長きにわたり会社に寄り添ってくれているメンバーがカタリナには多くいます。成長を支えてきたひとりに、カタリナの変化の歴史を聞いてみました。



木前 陽子さん

2003年 Retail Associateとして入社
2018年 Director, Retail Operation Client Servicesに昇格

カタリナとの出会い

未経験だけど、
いち消費者として何かしら貢献できるんじゃないか。

カタリナとの最初の出会いは、近所のスーパーでもらったクーポン。もともとお得にお買い物することが好きで、カタリナのクーポンでよく紅茶のティーバッグを購入していました。そういう意味では結構カタリナのヘビーユーザー。

転職のきっかけはエージェンシーからの紹介でしたが、お話が来たときは運命を感じました。よく使っていたサービスだったし! でも、正直小売業界でのマーケティング経験なんてないまったくの未経験者。迷いはありながらも受けた面接で言われたのは「消費者の気持ちを大事にしたい」という言葉。

自分もいち消費者としての気持ちや考えを反映しながら、それなりに貢献できるんじゃないかと感じました。そしてマーケティングプログラムにおけるリテーラー様との交渉や調整、キャンペーンオペレーションを担当するポジションで、カタリナへの入社を決めました。

あの頃のカタリナ

ビジネス環境の変化と拡大に追われて必死ながら

会社が伸びているのを感じる日々。

当時、カタリナのネットワークに加入してくださっている小売企業様は5,6チェーン。現在と比べるとまだ小さい規模ではありましたが、リテーラー様の販促企画を多く実施していました。

その後、ビジネスの成長と共にメーカー様とのお取り引きが増えていきました。小売企業様にとっても、カタリナが独自に獲得するメーカー施策が自店舗で展開されることへの期待は大きく、 メーカー様向けのビジネスはスムーズに拡大していきました。

入社直後から多くの仕事を任せてもらい、うれしい反面とにかく必死。正直、仕事に追われてため息が出る瞬間もありましたが、それって要はこの会社の価値が世の中で必要とされているということ。そうやって会社が伸びている実感があって、とてもやりがいがありました。

カタリナの変化と自身の役割

ROCSの誕生。

会社の変化とともに自身の役割を再認識した。

カタリナの変化が加速しはじめたのは、2011年にクーポンがカラー化し、メディアソリューションに進化してから。それとほぼ同じ時期にデジタルへの進出もはじまり、小売企業様との調整役として、新たなプロダクトの導入やオペレーションフロー構築。この頃には、いち消費者としての感覚に加えて、これまで培った経験や知見をフル活用できるようになっていました。

2018年には、営業部の役割が切り出され、ROCS(Retail Operation Client Services)が立ち上がりました。チームのミッションは、営業部が獲得してきたマーケティング施策をカタリナネットワークでスムーズかつ最大限に運用すること。そのための調整やオペレーションをメインにしています。

オペレーションだけでなく、新しいプロダクトや機能の導入も担いますが、この1、2年の変化の勢いはカタリナでの経験上もっとも大きく、スピードも早い。ビジネスを成長させるため、私自身かなり前のめりです。ただ一方で、カタリナの特徴である”リテーラー、メーカー、消費者、三方よし”のバランスを整える役割は重要だと感じています。

新しい取り組みを成功させるためにも、これまでの経験をMIXしてバランスをとりつつ、変化を担っていきたいです。

カタリナ人ってこんな人

アイデアを出してそれを実行に移すことが得意な人が多い。

毎年新しいことが起きて刺激的な20年だった。

20年以上カタリナで働いてきて感じるのは、アイデアが豊富で実行力もある人が多いということ。実行力といっても、なにか新しいことをやろうとしたら他部署との連携も必要だし、もちろんクライアント様あっての事業なので、一筋縄ではいかないことばかりです。

でも、カタリナの人ってそんな困難に立ち向かうのが好きなんじゃないかと感じます。みんなで壁を越えられた時の達成感は他には代えがたいもの。私もそんな素敵な体験を積み重ねてきて、この20年飽きることなく続けてこられました。

自分自身はアイデアが出やすいタイプではないけど、人の考えを理解して実行に移すのは得意。この得意分野と経験を活かしながら、時代の波をとらえ成長するカタリナをいっしょにつくっていきたいです。