ますますアオウミ(Blue Ocean)になってきました。
みなさんと、ともに創ってきた、私たちの海が。
これまで、マスメディアという
あいまいさを含んだ量の支配によるRed Oceanが中心となって、
認知の取り合いが行われてきたのがメディア戦略の主流でした。
しかしいま、日本で最大級の実購買データ(ファーストパーティデータ)が
この海に集積されています。
120社以上のリテール企業の全国1万店を超える店舗と提携。
アオウミでは、人々の消費行動がリアルに見てとれます。
月間約5億枚ものレシートデータを365日・24時間収集。
データは日々刻々とアップデートされ、常に新鮮、活性化しています。
つまりビジネスにとっての栄養素が、質も量も豊潤な海と言えるでしょう。
アオウミは、事実に基づいた、健全な、
これまでのマーケティング理論とは競い合うことのない、
新たなBlue Oceanです。
メディアも変わりました。
メーカーとリテールそして消費者個人個人との
距離の近い新しいメディアが世に出てきています。
その代表的なものがリテールメディアです。
たしかに今もマスメディアは、メジャーなイメージ(認知)を創り上げるには
有効な部分があります。
そこにリテールメディアが複合することで、より商品やサービスが実際に動き、
実質的な数字としてよりよい結果をもたらすことが実証されています。
アメリカではすでにリテールメディアの時代が到来しています。
毎年20%以上の成長を継続し、現時点ですでにTVメディアとほぼ同規模に。
2025年には上回り、その2年後にはTVメディアの2倍に到達する勢いである
と予測されています。もはや、新しい時代の主役です。
近年、「エビデンスベーストマーケティング」が
海外マーケッターを中心に広まっています。
つまり、裏付けのある安心感につながる事実に基づいたマーケティングということ。
私たちカタリナも、アオウミをマーケティングの源泉として詳細に分析することで、
より的確なターゲティングとインサイトを抽出し、
予測精度の高いストラテジー設計、ソリューション提供を行っています。
このアオウミは、リテールとメーカー、そして消費者とともに、
事実データの積み重ねによって創り上げてきたBlue Oceanです。
これからも、ともに、アオウミでまだ発見されていない事実・インサイトにより、
新たなビジネス戦略あるいは商品ブランド・サービスそのものを
有利に生みだしていけることでしょう。
モノは、コトのためにあります。
モノが溢れるこの社会で、タイミングよく欲しいモノに出会え、
お買い物ができることは、暮らしによろこびと豊かさをもたらします。
その出来事が日本中で行われていくことで、
経済全体ももっと元気になっていくのでしょう。